左肩甲骨内側の痛み、32歳・男性

カウンセリング
左の肩甲骨内側の痛み、背中の痛みを訴えて来院されました。この症状は3ヶ月ぐらい前から感じ始め、最近仕事が忙しいので悪化してきました。仕事は一日中パソコンを使っており、それが原因だと思います。また、日常生活でも3時間ほどパソコンを使っています。

症状は、鋭い感じで背中が痛み、夕方になるにつれて辛くなってきます。また、ひどい時は呼吸でも痛みが出てしまいます。

検査・カイロ治療
パソコンを使うことが多いためか、肩や首が前に出た姿勢をしていました。この姿勢は、頚椎と胸椎の移行する部分に最も負担がかかるため、首の付け根が痛くなったり、首がまわしづらくなってきます。また、顎は上がり、首の後ろの筋肉に負担がかかっていました。

これらの事が原因で、肩甲骨は開き、背中の筋肉の過度な緊張によって今回の症状が出ていたのだと思われます。さらに、胸郭の動きは低下していて、呼吸が浅くなっていました。

施術は主に、肩甲骨や背中の筋肉を緩和し、負担のかかっている頚胸以降部や肋骨に対し調整を行ないました。

その後、3回の治療で背中の症状は7割近く改善し、仕事中もあまり気にならなくなってきました。

さらに3回、骨盤から全体的に背骨のバランスを整えていくように治療したところ、症状はほとんど感じなくなりました。