カイロプラクティックとは、背骨を中心とした神経・筋・骨格系の異常を診断、治療、予防する専門職です。(世界カイロプラクティック連合の定義より引用)

カイロプラクティックの施術は、手術や薬を使わず主に手で行ない、関節や筋肉、神経系を正常にして症状を改善させます。それによって自然治癒力も働きやすくなります。また、症状に対する体操やストレッチなどの生活指導も行ないます。

カイロプラクティックは、1895年にアメリカで誕生し、科学的根拠のある問診や検査、施術を行います。

カイロプラクティックは、現在では約90か国で行われており、約40の国と地域で法制化されています。

正統なカイロプラクティックとは

WHO基準

カイロプラクティックは海外では法制化されていますが、日本ではまだ法制化されていません。そのため、日本では短期的な教育がほとんどで、統一性がありません。

しかし、正統なカイロプラクティックは、4年以上の全日制教育で4200時間以上の授業を修了しなければならないというWHO(世界保健機関)の教育基準があります。その教育内容には、医学部同様の医学系科目が含まれ、医学的知識、臨床知識、カイロプラクティック学を身につけます。東京カレッジオブカイロプラクティック(旧RMIT大学日本校)がこの基準を満たしております。

※WHOの教育基準について
カイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するガイドライン

正統なカイロプラクターになるには、時間をかけて、医学やカイロプラクティックの哲学・科学・技術などを学ばなくてはいけません。

現在日本では、WHO基準を満たした正統なカイロプラクターは約600名(JCR登録者数)しかいないのが現状です。

サニーカイロプラクティックは日本では数少ないWHOの世界基準を満たした正統なカイロプラクティック治療院です。

この基準を満たしていると、症状の原因はもちろん、検査において症状の危険な要素(循環器系、内臓系、神経系など)を鑑別する事が出来ますので、安心して安全な施術を受ける事が出来ます。

現在、日本カイロプラクターズ協会(JAC)が正統なカイロプラクティックの啓蒙活動を行っています。

カイロプラクティックと整体との違い

よく患者様に「カイロではどのような施術をするんですか?整体とは違うんですか?」と聞かれます。

率直に言いますと、カイロプラクティックと整体の違いを施術の仕方だけで説明することはできません。

「矯正」「ボキボキ」=「カイロ」というわけではありません。

カイロプラクティックだけでも、使用するテクニックには100種類以上あると言われています。WHO基準を満たしたカイロプラクターでも、使用しているテクニックは様々です。

ではどのように整体と違うのでしょうか?

それは、発祥した国や理論、教育等に違いがあります。

整体とは、体を整える手法の総称のようなものです。つまり、整体を説明するための定義が存在しません。

カイロプラクティックとは、約120年前にアメリカで発祥し、科学的根拠のある問診、検査、施術などを行います。さらに、カイロプラクティックの教育は、WHO(世界保健機関)が定めた教育基準が存在します。

カイロプラクティックとは、1つの施術法というわけではなく、神経・筋肉・骨格系の異常の原因を追究し、その原因を施術し、予防していくヘルスケアの専門職なのです。