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自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経のバランスが悪くなり、内臓障害、血液の循環不良、脳内の神経伝達の不具合、イライラやうつなどの精神障害、その他全身症状など様々な体の不調を起こすことです。
自律神経失調症は、日本特有のもので欧米にその診断名は存在しません。日本人の内気な性格がストレスを溜め込んでしまうのでしょうか?
また、自律神経失調症の定義というのもあいまいで、医師によって診断が違ったり、診断しなかったりと様々です。このような現状のため、患者さんの中でも不安になる人は多いようです。
原因は様々ですが、主に日常生活のリズムの乱れ(睡眠不足、暴飲暴食、過度な喫煙など)やストレスが主な原因とされています。
ストレスには、騒音や温度の変化、人間関係などの外的な要因と、自分の体質や性格、ものの考え方やとらえ方などの内的な要因があります。
これらのことにあてはまるような人で何か最近調子が悪いと思われている方は、もう一度自分の生活を見直してみる必要があるかもしれません。
そもそも自律神経とはどのような神経なのでしょうか?
自律神経とは、呼吸、消化、代謝、分泌、循環、排泄などの自律機能を調節しており、自分ではコントロールできない神経です。
自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、前者は主に活動している昼間に活発になり、後者は休息している夜間に活発になります。
交感神経が活発になると、アドレナリンが放出され興奮状態になります。この時血管の収縮や心拍数の増加、瞳孔の散大、内臓機能の抑制などが起こります。
副交感神経が活発になると、内臓機能の亢進や心拍数の低下などが起こり、精神もリラックスした状態になります。最近では、副交感神経が活発になると、免疫力が上がるとも言われています。
自律神経失調症は、様々な自律神経系の不定愁訴(めまい、ふらつき、動悸、倦怠感など)を訴えますが、器質的な疾患や顕著な精神障害が認められないものをいいます。
<自律神経失調症の原因と治療>
自律神経失調症は多くの症状を自覚するために、内科、耳鼻科、婦人科、脳外科などを受診し、様々な検査を受けますが、ほとんど異常はないので、「気のせい」「疲れのせい」で済まされてしまいます。
そのために、患者さんの苦痛は軽減されずに、ドクターショッピング(医者のはしご)を繰り返したり、民間療法や高価な健康食品に頼っている人も多いようです。
自律神経失調症の原因としては、[1]体質的に自律神経系が不安定な人、[2]ストレス・過労がたまっている人、[3]不眠などで生活リズムが不規則な人、[4]女性で性ホルモンの周期が不規則になっている人(更年期など)によるものなどがあります。
自律神経失調症の症状は一時的なことが多く、しっかり休養をとって不規則な生活リズムを改善すれば、自然に軽快していくものです。
しかし、自分でうまくコントロールできないような場合は、自律神経を調整する薬や抗不安薬を服用することなどが必要な場合もあります。他の精神障害が原因で自律神経症状が出た場合は、基礎となる病気の治療が必要です。
自律神経系のほとんどは、背骨の前面に這うようにして存在しています。ですから、カイロプラクティックのように背骨を手で調整するような治療なら薬を使わず、副作用を出さずに自律神経に影響を与えることができるのでお勧めです。
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